第2回今回はラチェット。一番使用頻度の高い?工具のひとつで、これ一つあるだけでとっても作業がスピーディ。 このラチェットにもメーカーで色んな種類があり個性がでています。 今回はラチェットで有名(工具マニアと整備工に)なフランスのファコム製のラチェットの紹介と比較をしようと思います。 その前にファコムの紹介です。 1918年の創業以来80年に及ぶ歴史と、世界でも屈指の販売力、技術力、創造力を備えたフランスの総合ハンドツールメーカー。F1フェラーリチームの認定やパリダカ・ラリーで有名なプジョーチームのサポート工具になっています。 写真の上がファコムで下がKTCのラチェットです。 形だけみても全然違います。 ラチェットの形の主流は丸型・ダルマ型・小判型です。 ファコムは丸型を採用しています。 まさにフランス人的なデザインが魅力の一品です。 KTCラチェットとの違いは、ラチェットの中身にあります。 ラチェット内のギア数がKTCに比べて2倍あり、より細かな締め付けができます。 その繊細な使用感・ギヤ数が多いとトルクをあまりかけられないイメージがありますが、ファコムのラチェットは3/8サイズで最大235kgのトルク許容量があるのでまずオーバートルクでラチェット破壊って事はありえません(その前にボルトかナットが壊れます)。 なぜトルク許容量がそんなに大きいかは・・・・・・・長くなるからやめときます。 このように細かなトルク伝達やトルク許容量が支持されている理由かもしれません。 最近ではファコムの72ギヤラチェットの構造は、多くのメーカーが採用していてネプロス製品にもあります。 この繊細かつ頑丈!を体験してみてはいかが? |